ぶろろろろろ
2010|展示
「漫画」といったときに前提になっているのは、コマとコマの間、ページとページの間の連続性、あるいは右から左へめくっていく(これは逆の場合もあるが)という、書籍としての形式である。
それらを一度ないことにして、コマとコマのあいだ、ページとページの間の連続性を屈折させ、連続と不連続の間、別の時間経験を試すことができないだろうか。と、そんなことを思って作ったのがこの作品だった。この作り方は外島にとってその後も続いていく方法(といってよいかわからないが)になったという。
本のような形態として閉じられた時間の中にあるのではなく、時間が空間に自由に展開するものとして、改めて捉えなおす。などというとかっこつけすぎであり、内容は回転をモチーフにしたあほみたいなテクストとあほみたいな漫画=コマである。回転だけにテクストを中心に置き、そのまわりに各コマを並べた。そのまんまである。


