頭山変奏曲
2010|コント・パフォーマンス、テクスト・漫画・出版
落語「あたま山」をもとに書いた、21のテクストの朗読作品。「Inventionのための23のVariations」の方法を踏襲し、反復・ズレ・飛躍を繰り返しながら、テクストごとに展開していく。ここでは、「Invention(発明、着想)」というだけではなく、西洋音楽における「変奏曲」の形式に、より焦点を当てている。
変奏曲とは、もとになった曲が、その変奏曲の中の一曲としても演奏される楽曲形式だが、ここで元ネタとなった「あたま山」もまた、そのように使われている。更に述べるならば、「あたま山」は“自分の頭にできた沼に自分が飛び込む“という自己言及的な話であり、テクスト内の物語として、「朗読する作者」というポジションをその自己言及性に組み込んでもいる。
これだけ言ってもよくわからないかもしれないが、作品をお読みいただければわかってくれる筈だ、と作者は信じている。

























