EXコミュニケーションのためのオラトリオ
2013|映像、展示
O,1、2人(外島貴幸+吉田正幸)として参加したグループ展。映像を用いたインスタレーション作品《EXコミュニケーションのためのオラトリオ》を発表した。アニメーション、実写、テクストが交互に表示されるブラウン管TV二台と、テクストのみが表示される小さいモニター一台による構成となっている。
ここで言う「EXコミュニケーション」とは、通常の会話(コミュニケーション)ではなく、あくび、せきこみ、まばたき、あるいは秘密、あるいは犬との関係といった、いわゆるコミュニケーションのちょっと外部にあるような(EX)ものを示している。完全な非コミュニケーションではなく、身体性を伴った形(あくびなど)の、コンテクストによってはコミュニケーションとも言えるしそうとも言えない場合もあるような、曖昧な領域を作品として展開する、という試み。言うまでもなく、そうした身体性と曖昧さは、外島の作家としての核である「笑い」というテーマにも、直接的につながっている。
メインとなった二つのモニターの映像を一つの画面にまとめたものは、YouTubeのリンクで公開している。いわば無理矢理一つにまとめているわけだが、これはこれで面白くなっている、と外島は勝手に自負しているらしい。
また、最終日にはコントの公演を行った。こちらも、「裏声」や「糸電話」といった、通常のコミュニケーションではあまり扱われないモチーフを取り上げた。






